沖縄も桜の綺麗な季節になりました。
私の教えている専門学校も3月に卒業式を迎えます。
実は後期試験に落ちた生徒たちが追試やノート、レポート提出などで
やっと慌て出す時期でもあります。
毎年
4月から授業の度に毎回ノートの書き方と内容を教え
1時間ごとにノートに書く時間まで10~15分も与えているのに
その時、その時に書かずに
「後で書こう」
「今はめんどくさい」
「家でやろう」
「今はおしゃべりがしたい」と後回しにしてしまいがちです。
そういう生徒がテストで点数が取れないのですが・・・。
テストで点数が足りなかった生徒はノート提出をさせています。
日頃、どんな風に努力しているかみるためです。
努力しても点数が取れない生徒は
努力の方向性が間違っているか
努力のやり方が間違っています。
ノートを見ると一目瞭然です。
物事がうまくいかないのは
やるか
やらないか
やり方が間違っているかのどれかです。
勉強も同じです。
頭の悪い生徒はいません。
理解力や記憶力が無いのではなく
やってないか
やり方が間違っているか
方向が間違っているだけです。
そもそも
1年分のノートが1枚も無い生徒もいます。
それでテストの点数が取れれば良いのですが
大抵は落ちます。
テストの点数が足りないので
平常点で底上げしてあげたいのですが
ノートが1枚もない場合は点数のつけようがありません。
2~3枚あったとしても
その時の気分で自分で適当に書いているだけの生徒は
記憶に残る書き方でないために
テストで思い出せません。
そのために
毎回 書き方を指導し、覚え方まで教えているのですが・・・。
そういう生徒に限って
授業中に何度も設けているの質問タイムも相談しません。
もちろん休み時間も。
人間困らないと動かないものです。
担任の生徒と教頭先生が
生徒の代わりに頭を下げてお願いにきます。
生徒の方は呑気に卓球したり恋愛自慢をしたり・・・。
就職先まで決まっていて
卒業式は目前なのに
心配しているのは先生方なのです。
そんな生徒たちも
桜の花が満開になる頃は
ひとり また ひとり と 自分を花開いていきます。
やっと気がついて
動き出したり
慌てたり・・・。
2年間かけて
やっと自分から質問してくる生徒もいます。
ひとり ひとり
開花のタイミングと咲き方があります。
今年は
どんな花が巣立って
社会で活躍してくれるのか楽しみです。
「晴れでも雨でも どんな時でも自分にくつろぐ」
才能開花コーチ
小西清美
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